| アロマテラピー隠れ塾 9 |
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昼前の Snakeroot Cafe (スネイクルートカフェ) 2006.12.28 アブソリュートくんが、準備中のSnakeroot Cafe (スネイクルートカフェ)の扉を開けると、おいしそうな匂いにつつまれて、ジャスミンがひとりカウンターで雑誌を読んでいました。 ジャスミン あら、アブソリュートくん。 珍しいわね、こんな時間に。 デートの途中? アブソリュートくんの後ろの少女に気づいたジャスミンが言いました。 アブソリュート(以下リュート) そんなんじゃありません。そこでクラリと一緒になったので、ちょっと寄ってみたんです。 ジャスミン ああ、セージ四兄弟の末っ子さんね。 ホメオスタシス先生は、今、レモンを買いに出られてるけど、すぐに戻ってこられるわ。 リュート そういえば、アロマ殺人事件の犯人、捕まりましたね。 ジャスミン ええ、ホメオスタシス名探偵の陰の活躍で。 アロマオイルに、ごく微量のとても珍しい花精油が含まれていたことがわかって、それをきっかけに難事件も無事解決。 とても悲しい事件だったそうよ。お気の毒なサイプレスじいさん・・・・・。 ジャスミンは、気をとりなおすように明るく尋ねました。 ジャスミン オレンジジュースでいーい? ミントティなら入れられるのよ。消化にいいし風邪にも効くの。 アブソリュートくんはオレンジジュース、クラリはミントティを頼みます。 ジャスミンは、一束の摘みたてのペパーミントを洗うと、手早く葉をちぎり、ポットの中にいれ、沸騰させたお湯を注ぎました。 ジャスミン こうして、3分から5分の間、置いておきます。 最後に黄金色のはちみつを加えて、ミントの葉を浮かせれば出来上がり。 これだけのことなのに、ホメオスタシス先生のようにはいかないの。 「ハーブがいろんなことを教えてくれる。常に謙虚でありなさい」 ホメオスタシス先生は、そうおっしゃるけど、どのハーブも私には無口だわ。 さあ、その間にオレンジを絞るわね。 二人の前に、絞りたてのオレンジジュースと香り豊かなミントティが置かれたとき、ホメオスタシス先生が戻ってきました。 ホメオ 誰かと思えば、かわいいお客さんでしたね。 もうすぐ、ハーブ入りチーズパイが焼き上がりますから、食べて行ってください。 リュート うわ〜い。ここのチーズパイを食べれば、クラリも絶対元気になるよ。 おいしいんだから。 クラリ うん。匂いをかいでいるだけでも、わくわくするもの。 ホメオスタシス先生が、オーブンから取り出したハーブ入りチーズパイをナイフで切り分けると、ジャスミンが一つ一つ丁寧にお皿に盛り付け、顔を輝かせている二人の前に差し出しました。 ジャスミン さあ、召し上がれ。 10 聖(セント)ジョンズワート女学院同窓会のあとに‐ネロリとパチュリ‐ >> [ きゃんどるカンケイ / アロマテラピー隠れ塾 / ページ先頭へ ] |