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精油を稀釈する材料(基材)について  2007.8.4
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ネロリ こんにちは。

ジャスミン いらっしゃい。パチュリは一緒じゃないの。

ネロリ ええ。

ジャスミン けんかでもした?

ネロリ それがね。南国から留学生を迎えることになって。
イランイランっていう名のエキゾチックで魅惑的な娘よ。
そわそわしたオトコどもが集まって、ひそひそ、話していて感じ悪いの。
パチュリもその中でにやけていたからおいてきたわ。

ジャスミン ネロリ。
知らん顔して、聞き耳たててる子供たちがいるわよ。

ネロリと子供たちが照れ笑いを浮かべているところに、外に出ていたホメオスタシス(以下ホメオ)が戻ってきました。あとに続いてパチュリも入ってきました。

ホメオ どうしました。

ジャスミン 何でもありません。お願いします。

ホメオ えー、以前に精油(エッセンシャルオイル)は濃縮されているので稀釈して使用すると言いましたね。
そこで、この稀釈するための材料についてお話ししましょう。
この材料のことを「基材」と呼びます。

まずは、キャリアオイルです。一般に植物油が使われます。
アロマテラピーの醍醐味というとマッサージですが、精油をマッサージに使うときは、キャリアオイルに溶かして用います。
キャリアは「運ぶ」、「媒介」といった意味で、精油を皮膚の中に安全に運ぶ役割を果たします。
キャリアオイルにはいろいろな種類がありますから、本やアロマショップのサイトで調べてください。
オイルや植物の写真を提供するのは、私のようなアナログ人間には、困難な仕事ですので。

次はです。マッサージがアロマテラピーの王ならアロマバスはアロマテラピーの女王という人もいます。
ぬるま油に数滴の精油を垂らし、ゆっくりかきまぜるだけで、よい香りに包まれて、ゆったりした気分になります。肌の弱い方は、何か乳化剤を使った方が安全でしょう。
また、ビンに入れたに精油を入れ、よく振って混ぜればバスソルトの出来上がりです。

それからアルコール
香水を作るときは、アルコールに精油を加えます。
精油はアルコールにも溶けます。アルコールは水に溶けます。
その性質を利用し、オーデコロン、ルームスプレー、スキンローションを作るときはアルコールに精油を溶かし、精製水ミネラルウォーター(軟水のもの)を加えていきます。よく振って使用します。
精油の分子にアルコールが結合して水に溶けるのですから、必ず精油をアルコールに溶かしてから水を加えてください。
ローションを作る場合、アルコールに敏感な方は、グリセリンで代用することもできます。

あとは、そうですね、
蜜蝋(蜂蝋、ビーズワックス)
軟膏やクリームを作るときに用います。

シアバター、ココアバター、カカオバター
クリームなどを作るときに用います。

カオリン
クレイ(粘土)の一種。
パック剤などを作るときに用います。

他にもあるでしょうが、このぐらいにしておきましょう。

レッド 今日は早く帰って「スウィート魔女ラム」をみなきゃ。

アブソリュート いよいよ怪盗ブラックペッパーと対決だね。

ネロリ なあに。

ジャスミン 小学生の間で流行っているの。
スウィートな魔女ラムちゃんが活躍する人気アニメよ。

ネロリ スィート魔女ラムがイランイランになるのね。

ネロリは愛くるしい目でパチュリを軽くにらみました。


参考) 「アロマテラピー検定テキスト 1級」 (社)日本アロマ環境協会


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