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今さら聞けない精油って何?(1) ‐ジュニパーとベチバー‐  2007.3.18
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ホメオスタシス(以下ホメオ) さあ、そろそろ始めましょう。

店内にはパチュリが呼び出した友人カップルの顔もあります。
ベリーショートの髪にシンプルなシャツとジーンズ姿のジュニパーと落ち着いた雰囲気のベチバーです。
「ネロリとパチュリ、ジュニパーとベチバー。何だか韻を踏んだようなカップルですね。いいですねぇ」
とホメオスタシス先生が言い、はなやいだ雰囲気の中、塾の始まりです。


ホメオ アブソリュートくん、どうしました。

カップル熱にあてられたというわけでもないのですが、アブソリュートくんがもじもじしているのを目ざとく認めたホメオスタシス先生が尋ねました。

アブソリュート(以下リュート) あの・・・精油って・・・
精油って、いったい何なんですか?

ホメオ えっ!?

リュート いえ、僕だって、精油が植物から採りだしたキハツ性の香り成分だってことはわかっています。でも、油ではないけど、水に溶けにくくて、油に溶けるし、そもそも、香りって植物にとって何なのかなぁとか、考えていたら、わからなくなってきちゃったんです。

ホメオ なるほど。アロマテラピーを深く知りたいという気持ちが芽ばえてきたというわけですね。
精油が体内に取り込まれるルートの説明をすると言って、そのままになっているんですが、そうですね。新しい生徒さんもいらっしゃることですし、精油について少し詳しくみていくことにいたしましょう。

ホメオ 精油がどのように何のために植物の中で作られるのか、実は、はっきりわかっているわけではないんです。
一説に、精油は、動くこともできない、しゃべることもできない植物にとっての「言葉」であるという説があります。
虫や他の動植物がアタックかけてくるのをくいとめたり、仲間に知らせたりするとか、花粉や種子を運んでもらうために生物に誘いをかけるなど、外界に対してメッセージを送っているというものです。
みなさんは、森林浴をご存知ですね。それでは、フィトンチッドという言葉を聞かれたことは?
フィトン(植物が)チッド(殺す)は、植物が外敵から身を護るために作り出す物質です。
フィトンチッドにも精油成分が含まれているんですよ。
森林の中を歩くと、爽やかな香りがしてきますね。心を落ち着かせリフレッシュさせる香りです。

ジャスミン なぜ、フィトンチッドが私たちにとっては快いものなんでしょう。

ホメオ フィトンチッドが人にとって快いのは、植物が動物と共存していく中で生まれたものだという考え方があります。私たちの祖先も、もともとは森に住んでいたんですから。

リュート 木が僕たちに 「気持ちいいでしょ。一緒に気持ちよく過ごそうよ」 と言ってるのかもしれないってことですか。

ホメオ そうかもしれませんよ。そう考えると、楽しいですよね。


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